フォーミュラ2とフォーミュラ3が2026年カレンダーを発表

フォーミュラ2とフォーミュラ3は、2026年のカレンダーを発表し、フォーミュラ1を支援するその重要な役割を継続します。F2は14戦、F3は10イベントに参加し、両選手権は3月6日から8日までオーストラリアのメルボルンでF1と共に開幕します。その後、シーズンはバーレーンへと移り、F2はジェッダで初の連戦に臨みます。 F3はヨーロッパでアクションに復帰し、モナコから始まり、続いてバルセロナへと向かいます。ヨーロッパでの戦いは、オーストリア、シルバーストン、スパ・フランコルシャン、ブダペストでのレースが続き、夏休み前まで多忙なスケジュールとなります。夏休み後、モンツァでF2の第10戦、F3の第9戦が開催されます。カレンダーへの重要な追加として、9月11日から13日にスペインのマドリードで初の開催が予定されており、これがF3のシーズン最終戦となります。F2のチャンピオンシップ争いは、アゼルバイジャンのバクー、カタールのルサイルへと続き、12月4日から6日にアブダビで14戦からなるシーズンを終えます。 フォーミュラ1のステファノ・ドメニカリCEOは、F2がスポーツのピラミッドシステムにおいて極めて重要な役割を担っていると強調し、今年は4人のF2ドライバーがF1に昇格したことを指摘しました。FIAのモハメド・ベン・スライエム会長は、F2をドライバー育成のための「極めて重要なプラットフォーム」と称賛し、14戦からなるシリーズが競争的かつ世界的に多様であること、そしてエキサイティングなマドリードでのデビューを強調しました。FIAフォーミュラ2のブルーノ・ミシェルCEOは、F1のトラックでレースをすることが、F2がフォーミュラ1の「究極の準備」としての機能にとって不可欠であると改めて述べ、同時にカレンダーがコスト効率を考慮して設計されたことを確認しました。