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「4位より2位がいい」~フェラーリ、メルセデスとレッドブルをランキングで上回り、バスール強気
フェラーリのチーム代表であるフレッド・ヴァスールは、シャルル・ルクレールがスペイングランプリで7番手から3位まで見事な追い上げを見せた後、複雑な感情を表明しました。モナコのドライバーは連続表彰台を獲得し、フェラーリをコンストラクターズランキングでメルセデスを抜いて2位に押し上げました。
ヴァスールはシーズン序盤からの大幅な改善を認め、かつてメルセデスとレッドブルに50〜60ポイント差をつけられていたことを指摘しましたが、慢心しないよう警告しました。マクラーレンのコース上での圧倒的なパフォーマンスとチャンピオンシップでの大幅なリードは依然として懸念材料であり、フェラーリの究極の目標が単なる2位確保ではなく、レースに勝つことであることを強調しました。
ルクレールが新品ミディアムタイヤでの戦略的優位性を持ち、困難な予選セッションからの力強い回復が鍵となりました。ヴァスールはまた、ルイス・ハミルトンの「惨事」という発言についても言及し、それをドライバーのパフォーマンスではなくレース終盤の車両の問題に起因するとし、ハミルトンがレースの大半でジョージ・ラッセルをリードする好走を見せたことを強調しました。チーム代表は、セーフティカー再スタート時のルクレールとマックス・フェルスタッペンとの接触について、インシデントではないと一蹴し、彼のドライバーを擁護し、フェラーリの焦点はレース勝利を目指してマクラーレンに挑戦することに集中していると断言しました。